人間、生きているだけでいろんな出来事が起こります。
何があっても、何が無くても、
感情の浮き沈みはあって、
日々、いや刻々と変動するもの。
今日という1日を切り取っても、
いろんな感情が往来した。
そんな時に、いつも思う浮かべるのが、
「思考と情動は雲のようで、私たちの核をなす存在は空のようなもの」
というもの。
雲は、もくもくして大きいものもあれば、
今にも大雨を落としそうな暗いものも、
す〜っと薄く風になびいているものもある。
当たり前だが、
雲は空ではなく、空で起こる現象だから、
次々と現れては流れていく。
そう、感情や思考はまるでその雲のよう。
大きな感情の波(情動)に捉われている時、
あたかも自分が感じている感情そのものと
一体化しているような気分になることがある。
何かしらかの情動に駆られた時でも、
しばらくすると流れていき、
落ち着いてくることを知っていたら、
不思議と自分の情動を客観的に見れるようになる。
まるで雲が晴れていくように、
感情も動いていることを知っているから、
「感情的になっている自分」を冷静に見れるのだ。
心はいつでも広い空。
いろんな雲があるから、
空の表情を楽しく見ることができる。