雨の日のマインドフルネス

喉が乾いてることにも気づかないほど、目の前のことに没頭していた。

そして、ふと窓の外にを目を向けると雨がザーザーと降っていることに改めて気づく。

しばらく目を閉じてその音に意識を向けてみると、それだけで心が穏やかに整っていく。

雨の日ならではのマインドフルネス。

現在、私は樹々が生い茂る森の側に住んでいて、朝起きると白湯を飲みながらベランダへ向かい、
目の前の森に向かって深呼吸するところから私の一日が始まる。

景観に一目惚れしてここに住むことを決めた。
それほど私にとって自然のエネルギーに触れることは大切で、実際に癒しと悦びを与えてくれています。

朝日が登る前、

日が高くなった時ににできる木陰、

柔らかな夕陽が差し込む時間、

風にそよぐ樹々。

どの瞬間も、ただそこにいて、

どの瞬間も、ただ身を任せ存在している。

そしてどの瞬間も同じものはないということ。

月日の流れに応じて、日の当たる角度も変わり、

肌で感じる温度や湿度も変わる。

そして聞こえてくる音、鳥や虫の鳴き声も変わる。

自然を前にした時に、

どの天気の日も趣きがあって、そしてそのはかなさにも気づく。

自然や自然現象に触れること、

感じることもまさにマインドフルネスな瞬間なのだと感じます。

雨の日、

もしチャンスがありましたら、

そっと目を閉じて、

少しだけ音に耳をすませてみてください。

どんな気づきがあるでしょうか。

雨の日のマインドフルネス。

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